2018年4月14日土曜日

米国コロラド州エステスパーク その2

昨日は高校の時に、エステスパークに留学した事を書きました。


アメリカには、小学校1年生の時に、両親とテキサス州に旅行に行った事があったので、


この留学で2回目の訪米でした。


留学の当時は、日本のバブル時代(86〜87年)で、高校生だったので、日本のことも、世界のことも、あまり分からなかったのですが、


後から分かった事は、当時、


Japan as No.1という書作がベストセラーになるなど、日本がお金に物を言わせて、


ニューヨークのビルや野球チームを買いあさっていた景気絶頂の時代です。



そんな雰囲気もあってか、留学10ヶ月の私の感想は、アメリカから学ぶものは何も無かった、と云うものでした。



実際には英語も、外国文化もたくさん学んだんですが、時代の風潮で、そう言わされて傷んだと、今からでは思います。


驚いたことに、留学中に、アジア人にほとんど会ったことがない、白人に沢山会いました。


留学中は、コロラドのど田舎とあってか、白人以外の人種と接触するのが、私がはじめてと云う人も多かったらです。


最初に接触する際、あたかも猿かゴリラにでも会ったような、対応でした。



でも、色々と話しだすと、同じ人間で、同じような事を考えていると理解する事ができたようで、


そのうち、優しく接触してくれた事を、体験しました。


日本と云えば、忍者、カラテ、禅などしか知らない人たちです。


相当な偏見に満ち溢れた土地に来ちゃったと感じましたが、田舎にいるからこその体験だったと、今からは良い思い出と思い返されます。


人間は、人種や肌の色では、計り知れないと彼らが、気づいてくれたことに、若干白人、英語に対するコンプレックスが有った私も、この10ヶ月を通して、こなれたことに感謝しています。



未だ、人種差別はなくならないですが、人と人とのコミニュケーションによって、

これらの偏見がなくなるのだと確信できた瞬間でもあったのです。


留学に送ってくれた両親に、感謝すると共に、人生を豊かにしてくれたアメリカにも、感謝でいっぱいです。





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