アメリカには、小学校1年生の時に、両親とテキサス州に旅行に行った事があったので、
この留学で2回目の訪米でした。
留学の当時は、日本のバブル時代(86〜87年)で、高校生だったので、日本のことも、世界のことも、あまり分からなかったのですが、
後から分かった事は、当時、
Japan as No.1という書作がベストセラーになるなど、日本がお金に物を言わせて、
ニューヨークのビルや野球チームを買いあさっていた景気絶頂の時代です。
そんな雰囲気もあってか、留学10ヶ月の私の感想は、アメリカから学ぶものは何も無かった、と云うものでした。
実際には英語も、外国文化もたくさん学んだんですが、時代の風潮で、そう言わされて傷んだと、今からでは思います。
驚いたことに、留学中に、アジア人にほとんど会ったことがない、白人に沢山会いました。
留学中は、コロラドのど田舎とあってか、白人以外の人種と接触するのが、私がはじめてと云う人も多かったらです。
最初に接触する際、あたかも猿かゴリラにでも会ったような、対応でした。
でも、色々と話しだすと、同じ人間で、同じような事を考えていると理解する事ができたようで、
そのうち、優しく接触してくれた事を、体験しました。
日本と云えば、忍者、カラテ、禅などしか知らない人たちです。
相当な偏見に満ち溢れた土地に来ちゃったと感じましたが、田舎にいるからこその体験だったと、今からは良い思い出と思い返されます。
人間は、人種や肌の色では、計り知れないと彼らが、気づいてくれたことに、若干白人、英語に対するコンプレックスが有った私も、この10ヶ月を通して、こなれたことに感謝しています。
未だ、人種差別はなくならないですが、人と人とのコミニュケーションによって、
これらの偏見がなくなるのだと確信できた瞬間でもあったのです。
留学に送ってくれた両親に、感謝すると共に、人生を豊かにしてくれたアメリカにも、感謝でいっぱいです。
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